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 愛知県半田市の公立中学で「先生を流産させる会」を発足させ、実際に活動していた中学1年生がいたそうで……このニュースを聞いただけで戦慄を覚えます。

ニュース一覧(Googleニュース)

椅子のネジをはずされたり、給食に異物を混入されたり、気づかぬうちに生徒からお腹の子の命を狙われた先生のほうは現時点では母子ともに異変が見当たらないと言うことで一安心ではありますが、出産時や産後に奇形や障害が発覚する可能性も完全には否定できないわけで、不安が払拭されたとも言い切れない状況です。

悪質な、と冠したところでやはり「イタズラ」では到底済まされないような悪魔の所業だと思うんですが、学校や教育委員会の対応は「命の大切さを教える」と言うにとどまり、生徒や親が標的となった先生に直接謝罪することですでに一段楽している模様。事件として刑事告訴に至る様子もありません。

まだ中学一年生ということで少年法でも保護されているし、中学校も義務教育の現場として子供の将来を奪うようなことには慎重にならざるを得ないのも理解はできますが、果たしてこのような子供たちに「命の大切さ」を説くだけで済むような問題なのでしょうか?どうしてもそうは思えません。

日本の法律上では胎児は「人」ではなく、胎児に危害を加えた場合は死産や流産に至っても殺人にはならず、妊婦への傷害もしくは暴行ということにしかならないんですが、そういう上辺の法律論云々の問題ではなくて誰が教えるでもなくお腹の子はひとつのかけがえのない命であって、それに対して「流産させる」という明確な意思を持って具体的な行為に及んでいる以上、明らかに殺意を持って計画的かつ組織的に実行しているという点で凶悪殺人犯となんら違いのないものだと思います。

群集心理というものによって命の重さや事の重大さを認識することが疎かになっていたのかもしれませんが、それにしてもあまりにも凶悪で軽率な犯行(こう表現してもなんら差し支えないと思います)を教育的指導のみで解決させるのだという現場の判断、認識にはこの生徒たちに対する恐怖心をさらに増大させるに十分な戦慄を覚えてしまいます。

これは何が何でも事件にして、ここまで至った経緯や問題点を徹底的に究明し分析するべきではないかと思います。

形式的に引いたボーダーの内側にいる少年だからというだけでこんな重大なことまでを保護の対象にするべきなのか甚だ疑問に感じるとともに、教育はあまねくすべての子供に対して万能な育成プランではないということを今こそ真摯に受け止めて、少年犯罪に厳然たる社会の処罰を下すべきではないかと思います。

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こんにちは
トラックバックありがとうございました。
勝手ですが、こちらもトラックバックさせていただきました^^

冗長すぎる私の記事とは違って、正に私の言いたい事が分かりやすく書かれていてスッとしました(笑

ところで私もChromeです(笑
葉山猫 2009/03/31(Tue)15:51:59 編集
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